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2007年7月 4日 (水)

「人生の扉」

竹内まりやの「人生の扉」という歌に今すっかり心を奪われている。初めて聞いた時に、感動という言葉よりもっと深い衝撃のようなものを受け涙がこぼれそうになった。人生がいとおしい、生きていることがいとおしいと思えた。

最近発売になったアルバム「Denim」の中に収められている。他の曲も早く聞きたいと思いながら、最近は思うように車が使えない状態にあるのでチャンスがない。NHKの番組「SONGS」に出演された時の映像を、もっぱらネットで見せてもらっている。

もともとあまりテレビなどには出ない人だったけど、久しぶりにご本人が歌っている姿を拝見すると、52歳になったという今の方が、若い頃よりもっと魅力的に見える。(実は同じくらいだと思っていたら、私より若干お若かったのですね。)素敵な人生を歩んでこられたのだろうと思う。こんな風に美しく年を重ねていけたら年を取るのも悪くないと思える。いくつになっても今の年の自分が一番すばらしいと思えるそんな自分でありたいと思う。彼女はそのお手本になる女性だと思う。

「人生の扉」を聞いていると「それでいいんだよ、そのままでいいんだよ」と今の自分の肩をぽんとたたかれているような気がする。勇気づけられる気がする。人生の応援歌のように思える。竹内まりやの歌はこれまでも好きだったけど、今回この歌を聞き、「竹内まりやさん」が大好きになった。

本当は車が使えないというのは言い訳かもしれない。早く他の曲も聞きたいと心がはやる一方で、アルバムが手に入れば急いで全部一気に聞きたくなるけど、それではあまりに勿体ない気がして先に引き伸ばしている自分がいる。そう思うくらいこの曲がすばらしい。聞けば聞くほど好きになり、聞けば聞くほど歌詞の深さに感動する。声は勿論相変わらずかわいらしく魅力的なのは言うまでもない。

著作権侵害にるといけないのですが、まだ聞いたことのない人のために歌詞を掲載します。 素敵な歌を知ってもらいたいので。

「人生の扉」 竹内まりあ

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気が付けば五十路を 超えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ

I say it's fun tobe 20
You say it's great to be 30
And they it's lovely to be 40
But I feel it's nice to be 50

満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ
ひとりひとり 愛する人たちのために 生きてゆきたいよ

I say it's fine to be 60
You say it's alright to be 70
And they say still good to be 80
But I'll maybe live over 90

君のデニムの青が 褪せてゆくほど 味わい増すように
長い旅路の果てに 輝く何かが 誰にでもあるさ

I say it's sad to get weak
You say it's hard to get older
And they say that life has no meaning
But I still believe it's worth living
But I still believe it's worth living

2007年7月 3日 (火)

明日の記憶

昨夜テレビで渡辺謙・樋口加奈子主演「明日の記憶」を見た。気になっていた映画だったけど、気が沈みそうでどうしようか迷ったあげく見た。渡辺謙扮する現役バリバリ、50歳の主人公が、物忘れがひどくなりアルツハイマーと診断される。治す薬も予防する方法もない恐ろしい病気だ。最後は愛する人のことも忘れてしまう、自分のアイデンティティもなくしてしまう。しかしそんな重いテーマを描きながら、生きることの意味を考えさせてくれるような映画だった。感動した。そして泣けた。

「人の体は最初の十数年を除いては、後は滅んでいくだけです。死ぬのは宿命、老いるのも宿命、病気にもなります」と及川光博演じる医者が言った(ちょっと違ったかも知れないけど)。実際、人は確実に死に向かって生きている。明日の自分はどうなっているのか誰にもわからない。この年になると確実に年をとることがどういうことだかが実感としてわかるから現実味がありすぎて切ない。

ところで医者が渡辺謙に簡単なテストをする場面があった。ちょっとドキッとした。ギョッ、それ私、ちゃんとできないじゃない!

簡単な三つの言葉を覚えているようにと言われ、その後100から7を引く計算をする。その答えからまたさらに7を引く。もう一つ引き算の問題をする。その後さっきの三つの言葉を言ってくださいと言われる。他にはテーブルの上に載せられた五つの品物を覚えておいて、すぐ目の前で隠される。五つの品物の名前を言わなくてはいけない。

渡辺謙は引き算をぱっぱとやったが、私はそこでしどろもどろ、計算が苦手である。おまけに三つの物も、計算に一生懸命だった後は思い出せないし、五つの品物は最後の一つがどうしても出てこなかった。あれでアルツハイマーの初期症状と診断されるなら私もそれ?映画を見ている間中(感動しながら見ている一方で)三つの物の名前と五つの品物がぐるぐる頭の中を回っていた。お陰でその八個の物は強くインプットされ、当分忘れられそうにない。

昨日映画を見たという友人に聞いたらやっぱり同じようなことを言う。見なかったという友人に、同じテストをやったところ五つの品物のうち一つは答えられなかった。

ああ、良かった。私だけじゃないぞとちょっと安心した。感動的な映画を見て、実はそこが一番気になっていたりするのだ。

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