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2007年7月 3日 (火)

明日の記憶

昨夜テレビで渡辺謙・樋口加奈子主演「明日の記憶」を見た。気になっていた映画だったけど、気が沈みそうでどうしようか迷ったあげく見た。渡辺謙扮する現役バリバリ、50歳の主人公が、物忘れがひどくなりアルツハイマーと診断される。治す薬も予防する方法もない恐ろしい病気だ。最後は愛する人のことも忘れてしまう、自分のアイデンティティもなくしてしまう。しかしそんな重いテーマを描きながら、生きることの意味を考えさせてくれるような映画だった。感動した。そして泣けた。

「人の体は最初の十数年を除いては、後は滅んでいくだけです。死ぬのは宿命、老いるのも宿命、病気にもなります」と及川光博演じる医者が言った(ちょっと違ったかも知れないけど)。実際、人は確実に死に向かって生きている。明日の自分はどうなっているのか誰にもわからない。この年になると確実に年をとることがどういうことだかが実感としてわかるから現実味がありすぎて切ない。

ところで医者が渡辺謙に簡単なテストをする場面があった。ちょっとドキッとした。ギョッ、それ私、ちゃんとできないじゃない!

簡単な三つの言葉を覚えているようにと言われ、その後100から7を引く計算をする。その答えからまたさらに7を引く。もう一つ引き算の問題をする。その後さっきの三つの言葉を言ってくださいと言われる。他にはテーブルの上に載せられた五つの品物を覚えておいて、すぐ目の前で隠される。五つの品物の名前を言わなくてはいけない。

渡辺謙は引き算をぱっぱとやったが、私はそこでしどろもどろ、計算が苦手である。おまけに三つの物も、計算に一生懸命だった後は思い出せないし、五つの品物は最後の一つがどうしても出てこなかった。あれでアルツハイマーの初期症状と診断されるなら私もそれ?映画を見ている間中(感動しながら見ている一方で)三つの物の名前と五つの品物がぐるぐる頭の中を回っていた。お陰でその八個の物は強くインプットされ、当分忘れられそうにない。

昨日映画を見たという友人に聞いたらやっぱり同じようなことを言う。見なかったという友人に、同じテストをやったところ五つの品物のうち一つは答えられなかった。

ああ、良かった。私だけじゃないぞとちょっと安心した。感動的な映画を見て、実はそこが一番気になっていたりするのだ。

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コメント

アルツハイマー…怖いですね。
もし、自分がその立場になったらと考えると、大変複雑な気持ちになります。
記憶力テストですが、昨年の秋ビッグサイトでのイベントで、5つの単語を聞いて20秒後に同じ順番で記述する、それを5回繰り返すテストをしました。開始前は楽勝と思っていたのですが、25点満点中22点。かなりがっかりした記憶があります。(でも10点に行かない人も結構いました)
たしかに死ぬのも老いるのも宿命です。何時絶たれる命か知るすべもありませんが、それでも希望をもって、思うところを成し遂げていく。それしかないように思います。

私だったらきっと25点中22点を落とす気がする・・・あえて三つと五つの言葉を伏せておいたので、トライしてみてね。

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