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2008年6月29日 (日)

"Alice's Adventure in Wonderland"の言葉遊び(その2)

アリスの言葉遊びについて再び。

「言葉遊び」とは平たく言えば「洒落」のこと。最近では「駄洒落」とか「おやじギャグ」と呼ばれてますが、洒落を理解するには語彙が豊かでなくてはなりません。オーディオブックでさんざん聞いていても理解できてなかったところをいくつか英語の原書と日本語の翻訳本をつき合わせてみると、洒落のオンパレード。全部聞いてすぐわかるようなら相当英語の語彙力があると言うことになるでしょう。やっぱり、難しいわ・・・

今から10年以上も前にサンフランシスコに旅行した時、ミュージカル・コメディを見に行く貴重な機会がありました。内容は全然知らずに行ったのですが、「シンデレラ」のパロディで主人公が理想の王子様を探しに世界中を旅するというお話でした。それこそ洒落と風刺で構成されているようなミュージカルで、おそらく半分も・・・いや三分の一も・・・いや四分の一も・・・理解できていたかどうか怪しいものです。洒落がわかればうれしくて必要以上の(?)大笑い、周りが笑っているのに自分だけわからない時はずいぶん口惜しい思いをしました。

覚えている駄洒落を一つ。「シンデレラ」が日本に行くと、とてもすてきな彼氏を持っている「メイド(maid)」に会います。「どうしたらそんなすてきな彼が見つけられるの?」と聞くと、"Because my boyfriend is・・・made in Japan, made in Japan・・・" (だって、私の彼は日本製・・・)とか言って踊り出す・・・という具合。スペルは違うけど音は同じメイドです。今改めて思い出してみるとメイドさんはメイド・カフェのメイドみたいな格好をしていました。日本製品が優れているとアメリカ人が認識しはじめたのはいつごろのことだったか私は忘れましたが。今はホンダ゙の車などよく見かけます。

英語だけではなくて、当時の政治や風潮を揶揄する内容でもあり、政治家や有名人(をパロったもの)がたくさん出演していたので、そういう方面もわかればおもしろく、わからなければさっぱりというものでした。

洒落、風刺、パロディを理解するにはそれなりの知識と教養が必要なのです。まだまだ道は遠いなあ。

2008年6月28日 (土)

"Alice's Adventure in Wonderland"の言葉遊び

"Alice's Adventure in Wonderland"(「不思議の国のアリス」)をウォークマンで何度となく聞いていますが、子供向けに書かれたものとは言っても、英語がやさしいかと言うとそういうわけではなく、一筋縄ではいかないところが多々あります。大人になってからぜひ原書で読んでみたいと思い、いざ手に入れてみると実は思ったより難しくてがっかりした記憶があります。

それが20年くらい昔の話です。それ以前は原書自体あまり読んだことがなかったので、当時は自分の英語力の不足のせいだと思ったのですがそういうわけでもなかったのでしょう。今考えると大人向けの読み物でも「アリス」よりずっと易しいものはいくらでもあるし、新聞記事などはもっと楽に読めるのです。

最近また茶色く変色した原書を取り出して聞き取れない部分を確認したり、それでもわからないところを知りたくて、ネットで日本語訳を探したり、ブックオフで文庫本の訳本を買ってきたりしました。それでわかったのは「アリス」には数多くの翻訳者がいて、それぞれに訳し方が大いに違っていることです。人によってこうも違うのかと驚くばかりです。子供の頃に読んで夢中になったのは誰の手になる翻訳版だったのでしょう。

アリスには「言葉遊び」がたくさん出てきて、それがわかればおもしろいところでもあり、わからなければ「???」と混乱するところでもあるのですが、ウォークマンで朗読を聴きながらわからなかった部分を早速いくつか調べてみました。たとえばこんな部分です。

アリスがねずみに「どうしてねこと犬が嫌いになったのか」を話してくれるように頼む場面があります。ねずみは答えます。
"Mine is a long and a sad tale!"(「私のは長くて悲しい話 (tale) だ」)・・・・・・

・・・・・・"It is a long tail, certainly,"said Alice, looking down with wonder at the Mouse's tail;
(「確かに長い尾 (tail) ね」とねずみの尾 (tail) を見ながらアリスは言いました。)

ここでは tale=お話 とtail=尾 がかけられています。

私の買ってきた本には「話」と「尾」の横にカタカナで「テール」と振り仮名がつけてありました。

ネットで見つけたある翻訳では次のようになっていました。

「確かに長い『尾話し』ね。」
これはなかなかすばらしい訳だと思いましたが、全てのしゃれの部分をうまく日本語で言い表すのは難しく、やっぱり英語で読んでこその言葉遊び、英語のまま読んでこそおもしろいのだと再確認しました。

なお、"Alice's Adventure in Wonderland"のオーディオ・ブックはこちらで聞くことができます。バックの音楽もすごくいいですよ。

「赤毛のアン」の記念切手

Stamp

「赤毛のアン」の切手があったという情報をゲットしたので、昨日郵便局に行って買って来ました。

今年は「赤毛のアン」が出版100周年にあたるので、それを記念して、カナダと日本が共同発行したそうです。1シート10枚あり、1枚目と2枚目はカナダでのデザインで、残り8枚は「日本のテレビ番組「世界名作劇場シリーズ」で放送されたアニメーション「赤毛のアン」のアニメ原画を使用しました。」とのことです。

やっぱりカナダのデザインの方が私のイメージする「赤毛のアン」だし、風情があって良いなあ・・・確かに「赤毛のアン」は子供も大人も楽しめるけど、日本のは完全に子供向けのマンガ、いかにも「名作劇場」って感じになってしまっているので残念。熱心なアンファンはむしろ大人の人が多いと思うので、私としてはできれば全部カナダデザインにしてほしかったなあ・・・

1枚目 Image of Anne of Green Gables created by Ben Stahl.
2枚目 Image of Green Gables House created by Christopher Kovacs.

切手の情報はこちらから。
ちなみに全体像はこれです。

Stamp2_2


2008年6月23日 (月)

「ラスベガスをぶっつぶせ」

先週の月曜に見た作品です。事前に作品紹介を見て、実話に元に作られたものだというのを知り、なかなかおもしろそうだと期待して行きましたが、期待を上回るおもしろさでした。最近見た映画の中では一番おもしろかったです。

主人公はマサチューセッツ工科大学に通う秀才学生。ハーバードの医学部に受かったけれど学費の捻出に頭を悩ませる。奨学金を得るための面接を受けるものの、どんなに成績優秀でも、それだけでは奨学金はもらえない。つまり勉強だけできてもだめで、ほかの人にはない特別な経験とか人をうならせるような何かがなくてはだめなのだ。そこで学費を稼ぐために天才的な数学の才能を生かして「カウント」という手法を使い、カジノで荒稼ぎをすると言う話でした。

最後まで見ていても残念ながら私の頭では「カウント」が理解できなかったですが、主人公が「運」ではなく計算と記憶と確立の理論で、つまり頭脳で次々とゲームに勝っていく様子が爽快でした。これが実話に基づくというのだから驚きで興味もひとしおです。貧乏学生の日常生活とラスベガスのきらびやかな非日常の世界の対照が実におもしろく、結末も二転三転、ラストシーンも、「あ、そうくるのか!」という感じで良かったです。

最初から最後までスリル満点、アクション映画を見に行ったわけではないのに、ハラハラ、ドキドキの連続で体に力が入りっぱなし・・・終わったらぐったり、ホント疲れました!

それにしても学費は30万ドル。アメリカでも学費って高いんだなあと思いました。日本の医学部はもっと高いのかもしれないですけどね。

2008年6月 8日 (日)

英語多聴のすすめーVOAのSpecial English

よく英語を英語のままに理解するにはやさしい本を多読・速読するのが良いと言われます。

リスニングについても同じことが言えるように思います。私自身は最近はもっぱら LibriVox というオーディオ・ブックのサイトからウォークマンに好きな小説をダウンロードして、聞き続けています。ウォークマンの良いところは、「ながら」ができるところです。犬の散歩や家事をやっている時に、楽しみながらリスニングができます。

さて昨日、私の教室の英語の生徒さんにちょうど良いかもしれないと思いついて久しぶりに訪れたVOAの Special English 。中身がバラエティに富んでいるし大変面白いと改めて見直しました。英語がゆっくり読まれていて聞き取り易く、また文章を目で確認することもできます。興味のあるトピックを選び一度聞いてから文字で確かめると良いと思います。

いくら「やさしい英語」と言ってもお子様用のものでは大人はつまらない。やはり内容が大人向けでなくてはおもしろくない。英語の本もいくらやさしくてもお子様用ではつまらないのと同じです。

一つのトピックは3~15分くらいで結構まとまった内容で興味がそそられます。先ほど聞いた「若草物語」(Little Women)の作者である Louisa May Alcott についての話は大変に興味深いものでした。彼女のほかの作品や別の名前で書いた小説についての話もあり、読んでみたくなりました。「ルーシー・ショー」にまつわる話もおもしろかったです。(「ルーシーショー」がわかる人は相当な年齢になりますね・・・)

学習者向けに作られていて英語がかなりスローなので、これで物足りない場合は普通のVOAを試してみて下さい。

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