こんなに笑える英会話があったのか??
私の聴いているNHKラジオ講座の一つに「ラジオ英会話」があります。ずばり、「こんな笑える英会話があったのか??」をキャッチフレーズにしたい(「のだめカンタービレの帯に「こんな笑えるクラシック音楽があったのか??」と書いてあったので勝手にパクりました(゚ー゚;)。
講師の遠山顕(遠山の金さんじゃないですよ、遠山の顕さん)先生が初めてNHKのラジオ講座に登場したのは数年前ですが、かなり衝撃的でした。そのとき以来私は彼の講座の「追っかけ」をやってます。15分の放送の間に必ず噴出す場面が一つや二つや三つや四つはある。
パートナーのネイティブスピーカーの二人も遠山先生に負けてはいません。ある時は魔法使いのおばあさん、ある時は小さな女の子、ある時はティーンエイジャー、ある時は宇宙人・・・臨機応変に声を使い分けます。限りなき才能に脱帽です。この三人の掛け合いが実におもしろく、15分間絶対飽きさせません。
昨日夕飯の支度をしながら9月23日の放送を聞いていました。(なぜこんなに後になって聴いたのかと言うと、ずばり毎日聞いていないからです。トークマスターで勝手にどんどん録音されていくので他のを消化するのに時間がかかり、ここまで到達するのに時間がかかったのです。)
おかしくて噴出してしまった部分を、紹介します。日本語の解説も後でつけます。
場面は学生食堂で上級生のジェイドゥン(J)が列に並んでいるエミリー(E)に話しかけ、お昼をご馳走しよう」というところ。普通に会話を勉強した後に、another situation というコーナーがあって、同じダイアログの場面を変えてアドリブします。今回は二人ともヴァンパイアであるという設定でした。
J: Eliza, you are looking very thirsty today
E: Jayden,thank you. Nice to see you again.
J: Oh, better not touch that stuff.
E: Hee, this blood red tomato juice with honey and lemon in it?
J: Yeah. We call it mystery drink. That stubs our thirst, you know.
(That....our thirst,you know. の...の部分は聞き取れていません。)
E: Hee! Thanks for warning me
J: That's all right. So how are you faring these days?
E: Fair to middling.
J: Ha, in that case, let me buy you lunch.
E: Really? Thanks.
J: Steak?
E: Uh-huh.
J: How do you like it?
E: Rare!
J: Oh, ha,ha,ha, well done.
J&E: Ha,ha,ha,ha,ha.....(不気味な笑い)
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テキスト掲載のオリジナルの会話はどこかに吹っ飛んでしまい、すっかりバンパイアになりきり暴走しまくる二人。発音はポーランドかどこか東欧辺りの国の訛りなのか、巻き舌もすごい。
と、ここででダイアログは終わり遠山顕先生と二人の掛け合いが始まります。
ジェフ: In Japnese we would say "なかなかのステーキな会話ですね"
遠山顕: うまいじゃないですか
ジェフ: はははは 、うははは
遠山顕: いやーおもしろかったなあ
ジェフ: Yeah. No, no, no. I think in English we would say that joke is midium-well done.
遠山顕: また出ましたね。Well, how do you like that joke, Katie?
ケイティ: Well, I rarely hear him joke."
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途中でジョークの解説ほどおもしろくないものはないと気づいたものの、ここまで書いた苦労を考えてアップすることにします。
では日本語バージョンです。
「イライザ、すごくのどが渇いてるようだね。」 (注:本文はエミリーなのがここで急にイライザに変わっていて、「今日はとても素敵だね」というのがこのように変わっている。)
「ジェイドゥン!また会えてうれしいです。」
「あ、それには手を出さない方が良いですよ。」
「ヒィー、この蜂蜜とレモン入りの血のように赤いトマトジュースのこと?」
「うん、我々は謎の飲み物と呼んでいる。」(注:この後の部分強い巻き舌などがあり聞き取り不能)
「ヒィー!警告してくれてありがとう。」
「いいよ。で、最近はどう?」
「まあまあというところです」
「じゃあ、お昼をご馳走しよう」
「ほんとに?ありがとう。」
「ステーキにする?」
「うん。」
「どう?」(食べながら)
「すばらしい。」
(rare でステーキのレアと「すばらしいとか」「まれな」と言う語をかけている)
「おお、ははは、よくできました。
(well-done でステーキの「ウェルダン」とうまい冗談に対して「よくできた」をかけている)」
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遠山顕とジェフさんケイティさんの掛け合い
「日本語だったら "なかなかのステーキな会話ですね"って言うね。」
「うまいじゃないですか」
「はははは 、うははは」
「いやーおもしろかったなあ」
「いや、いや。こんなジョークは我々はミディアムウエルダンと呼ぶと思いますよ。」
(注:ジョークのできばえをまあまあと言う意味でmedium well doneとかけた。)
「また出ましたね。ねえ、ケイティ、あのジョークはどうだった?」
「そうね、私、めったに彼がジョークを言うのを聞かないわね。」
(注:生焼けの "rare" とめったに ないという意味の"rare "をかけている。)
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今回のこの部分はバンパイアの二人の暴走に爆笑しましたが、いつも遠山先生のポツッとつぶやくようなさりげないジョークで笑いっぱなしです。こんなに笑える英語番組はないから聞いてごらんとよく生徒さんたちに言っていましたが、ある生徒さんの感想は「どこがおもしろいのかわからなかった。」
英語でのフリートークでのジョーク部分が一番おもしろいので、英語が聞き取れないと実は全然おもしろくなかったのですね。レベル一覧によれば「ラジオ英会話」はレベル1からレベル5までのうちレベル4になっています。笑えるまでにはある程度修行がいるのかも知れないですね。







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